
LVDS 1 / 2 / 4 Link出力に対応。最高1050Mbps/linkで、Chroma 27014と組み合わせる事で最高4K@60Hzまでの幅広い画面解像度がサポート出来、多様な解像度でのテストが実現できます
A040207では、各色6bit、8bit及び10bitの色深度をサポートしています。例えば、10bitでは各色1024(210)の階調レベルがあるのでおよそ10.7億色(210R x 210G x 210B)の色表現が出来ます。必要な検査仕様に合わせてお使い頂くことが出来ます。

A040207はChroma 27014と組み合わせることで、FPD Masterソフトウェアを使用してJEIDA (Japan Electronic Industry Development Association) フォーマットデータまたはVESA(Video Electronics Standards Association)フォーマットデータのどちらかの表示フォーマットを選ぶ事が出来ます。また、垂直および同期信号の極性試験、Rotate左右回転機能の選択ができます。実際のケーブルを交換することなく、配線接続の配列を任意に調整することができ、多岐にわたるカスタマイズされた基本設定を提供しています。フレキシブルでスピーディーな操作用インターフェイスを提供し、お客様のニーズにぴったり合った表示仕様を実現します。
*10 bitsの場合
*REF:Japan Electronic Industry Development Association & National Semiconductor

FPD MasterソフトウェアにはLink Change機能があり、LVDSモジュールの出力コネクタに送出するデータ内容をLink単位で簡単に切り換えることができます。ソフトウェア上での編集により出力コネクタに割り付けられているLink1~4のデータ内容を簡単に変更することができるので、リアルタイムでの検証、デバッグが行えるとともに、ケーブルの配線変更のための作業時間を節約できます
A040207は、各種ディスプレイの データマッピング(Data Mapping)方式に対応させるため、送信データの分割、配列、組み合わせ機能を提供しています。1, 2 ,4 Link Mapping、左右、偶数・奇数等のピクセル配列のあらゆるモードが選択できます。
電源、信号、制御ピンをそれぞれ個別に独立して立ち上げができます。シーケンスの編集可能最小単位は1msです。ユーザーは、電源、信号、制御信号間の進み/遅れシーケンスを自ら設定できます。シャットダウンシーケンスについても、ユーザーのニーズに合わせて設定できます。


静電気による電子機器への損傷は常に解決が求められる課題であります。通常の使用においても、静電気放電ESD(Electrical Static Discharge)の作用を受けると、突然誤作動を起こす等の不安定な現象が生じることがあります。ICの生産プロセスにおけるESD回避に関してIEC/EN 61000-4-2規格が定められています。A040207はIEC/EN 61000-4-2 準拠の静電気保護能力(15KV Air / 8KV Contact Discharge)に適合しています。内蔵された静電気放電保護回路によりESDから完全に保護し、内部回路への損傷を防ぎます。
A040207 と 27014 本体の接続はロック方式を採用しており、モジュールと本体をしっかり接続できます。簡単な工具で設置・取り外しが可能です。


A040207 では、2.54mmピッチの差し込みタイプボックスヘッダー(Box Header)設計を採用しているため、柔軟性があり、安定した接続が可能で、汎用的な使用に適しています。
本機器のアプリケーション領域:パネルメーカー、ドライバーIC設計、修理センター、PCB基盤テスト、自動検査装置メーカー、ICエージングテスト、デモ・シミュレーション、製品検証など。

パネルメーカー

ドライバーIC設計

修理センター

PCB基盤テスト

自動検査装置メーカー
Equipment Manufacturer

ICエージングテスト

デモ・シミュレーション

製品検証など