33010は、様々なデジタルおよびミックスドシグナルICの特性評価、検証、テスト用に設計されているデジタルIOカードです。各IOカードは、シーケンサパターンジェネレータ(SQPG)と32チャンネルの自動検査システムと似た機能で構成されており、1メインフレームに最大256チャンネルまで拡張可能です。33010のユニークな機能には、ボード毎のSQPG、Pin毎のタイミング/レベル/PMU/TFMU、マルチタイムドメイン、複雑なICテストのためのマルチスレッドテストなどがあります。また、各チャンネルには64Mのベクトルメモリ、オン・ザ・フライでのタイミング変更が可能な16種類のタイミング、最大400MHzまで可能なピン毎のタイミングと周波数測定機能を搭載しています。
独自のソフトウェアツール"CRAFT_PXI"と多彩なソフトウェアサポート
LabViewとLabWindowsのサポートに加えて、CRAFT_PXIという独自のソフトウェアオプションを提供しています。CRAFT_PXIには、プロダクションツールとユーザーデバッグツールが含まれています。プロダクションツールには、"Operator Interface"、"Test Data Output"、"Binning and Sequence Control"、"Wafer Map"、"Summary Tool"、豊富なプローバ・ハンドラドライバを、ユーザーデバッグツールには、"Data Logger"、"Debug Plan"、"TCM"、"SHMOO"、"Pattern Editor"、"Waveform"などが含まれています。CADからATEへのパターン変換ツールもサポートしており、WGL/STIL/VCD/EVCD変換に対応しています。
新興市場のニーズに対応し、コストパフォーマンスに優れる
33010は、自動検査システムPinエレクトロニクス(PE)カード機能と似た機能、拡張可能なチャンネル数、豊富なソフトウェアサポートセットを備えており、ユーザーが新興市場と試験コストの課題を解決するのに役立ちます。33010は、RFカード、SMUカード、ミックスドシグナルカードなどの他のPXI/PXIeソリューションと組み合わせて使用することができ、MCU、センサ、RF IC、PMIC、複合機能ICなど、様々なアプリケーションに対応できます。