61700シリーズは、三相4線+GNDの電力供給が可能な三相出力専用の交流安定化電源です。外部信号発生器への接続、LCDパネルには各種計測パラメータを表示させることができます。また、アビオニクス専用のソフトウェアを準備し、MIL-STD-704F、RTCADO-160D、ABD100規格 試験を行うことができます。全5モデルをラインアップしました。R&DやQC向けだけではなく、生産ラインの自動試験システムにも適しています。
電圧スルーレート設定
DSP技術を用いて電圧波形をプログラミングでき、ワンステップでの電圧の変更が可能です。また、電圧を増加/減少させるためスルーレートの設定もできます。この機能により、簡単に製品のライン入力がテストできるようになります(例:190-264V 下図参照)。ローレベルからハイレベルに電圧を変更することにより、突入電流を減らす機能も備わっています。
電源ライン異常(PLD)シミュレーション(オプション機能)
安定した出力電圧と周波数のプログラミングに加え、パルス、リスト、ステップの多彩なモードであらゆる種類の電力線障害をシミュレーションできます。
次数間高調波合成(オプション機能)
ソフトパネル(A617001)を使用することで、0.01Hzから2400Hzまでの次数間高調波スイープ機能により、歪んだ非周期的波形を生成、出力します。